不動産担保ローン 公式サイト 2009年03月:ライトノベルと感想つぶやき

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

二次創作(はぴねす!)◆凍結中◆

はぴねす!SS『魔力の行方』|第十二話

□■━ 4月10日 ━■□



―小日向家、玄関前




「いってきまぁす」

「いってらっしゃい♪」


か~さんに見送られ、俺は玄関から出て学校へと――


「おっそぉぉーいっ!!あたしを待たせるなんて、あんた何様のつもりっ!?」

小日向家の玄関前から響き渡る杏璃の声。


「あー、うるせーな。近所迷惑だろーが」

「ちょっと何その態度っ!?あたしを待たせたんだから、それなりの態度とりなさいよっ!」

「アホかお前は。30秒かそこら待たせたくらいで、何言ってんだ?」

「あ、アホですってぇぇえっ!!」



さて、
今日から授業が始まるんだが、何故杏璃がここに居るかというと――


朝の鍛錬後、

『あっ、そうそう雄真。今日からあたし、ここから学園行くから』

『ん?ここってウチからか?』

『そーよ。一度寮に帰ってから行くのも面倒だし』

『まあそうだな。でも、制服はどうするんだ?』

『へっへーん!ばっちり持ってきてるわよっ』


ということになった訳。




で、
キーキーうるさい杏璃と肩を並べて学園を目指していると。


「・・・そーだったわ。鍛錬とかですっかり聞きそびれちゃってたけど、あんた昨日春姫に何したのよ?」


「っ!?か、神坂さんから何か聞いたのか!?」

・・・ま、まさか、あのクサいセリフを!?

「・・・別に詳しいことは聞いてないわよって言うか教えてくれなかったし」

な、ナイスだっ、神坂さんっ!

「春姫ったら、寮に帰ってくるなり――『杏璃ちゃん、心配かけてごめんね。もう大丈夫だからっ!』とか言って、急に元気になってるし」

「ふ、ふーん。そーなんだぁ」

「あたしとしては、元通りになってくれればそれでいいんだけど・・・あんた、本当に何したのよ?」

「・・・べ、べべ別に、二人でちょっと話しを――」


ドンッ!

「ぐべっ!」

正面から俺の胸に飛び込んできた人影が約一名。
そいつは、俺の背中に手を回して抱きついてくる。

こんなことする奴は、俺は一人しか知らん。


「おっはよ~、ゆ・う・まっ♪」

「こら、準っ!毎回言ってるが、いきなり飛びついてくんな!それに抱きつくな!」

「え~、ダメなの~?久しぶりに会ったっていうのに」

「お前、セリフまで前回と全く同じ登場の仕方じゃねーか!」

「いいじゃないのー。わかりやすいしっ♪」

「コピペだと思われるだろうがっ!ちっとは変わった登場の仕方しろっ!気を使え!」

「むー。わかったわよ~。じゃあ――」


「勘違いしないでよねっ!!雄真を待ってた訳じゃなんだからねっ!」


「・・・はぁ?何言ってんだ?待つのが嫌なら先行ってれば――」

「ちっがーう!!額面どおりに受けとめてどうすんのよ!?これは『ツンデレ』よ、『ツンデレ』っ!!」

「ツン・・・何?」

「・・・まさか知らないとは・・・。貴重なキャラだわ・・・」




じぃー



ん?何か見られてる?

ふと見ると、杏璃がじぃーっとこっちを見ていた。


「・・・あらっ?」

どーやら準の奴も気付いたようだ。


「「(ちょっと)雄真。この娘だれ(なの)?」」




まあとりあえず、定番の自己紹介。

「あたしは、『渡良瀬準』。雄真とは前の学校からの付き合いで、今は雄真の彼女よっ☆」

「ぶふっ!?」

「あら、雄真。どうしたの?」

「どうしたもこうしたもあるかぁ!!何でお前が――むぐっ!?」

「はーい、次はあなたの番よ~」

「むっ、むぐぅ!むぐむぐっ!!」

「??――あたしは、『柊杏璃』。雄真とは魔法科のクラスメイトよ」

「あっら~、雄真ったら入学早々にこーんな可愛い娘と知り合いになったの?やらしーっ」

「そうだそうだ!!俺にも美少女を紹介しやがれーっ!」


「ぷはっ!いつのまにハチがっ!?」


「―杏璃さん。俺の名前は『高溝八輔』。ただ今一押しのナイスガイです。―どうでしょう、今度二人っきりで食事でも。キラッ⇒歯の光る音」

「・・・は?」

杏璃はあからさまに、いやーな顔をしながらこっちを向く。

「ああ、そいつはハチだ。準と一緒で、前の学校からのツレ」


それを聞いた杏璃は、まだ歯が光ってるハチをじっと観察し――

「・・・・・・キモいわ」


「ががーん!!」

がっくしと崩れ落ちるハチ。

うむ。見事にストレートな玉砕だ。


「まあ、ハチは置いておくとして。雄真ったら、こ~んな可愛い彼女が居るのに浮気とは許せないわね~」

「・・・あのな、準。そろそろ怒りますよ?」

「や~ね~、冗談に決まってるでしょ。ほらほら、早く行かないと遅刻よ~」

そう言って準は、先頭に立って歩き出す。

何か納得いかんが、遅刻はごめんなので俺も歩き出す。

「―ったく・・・ん?」

ふと後ろを見ると、杏璃が微妙な表情をして突っ立ったままだ。

「おーい、杏璃。急がないと遅刻だぞー」

「・・・あ、う、うん」

追いついてきた杏璃は、何故か俺の隣には並ばず、俺と準の少しあとを付いてきた。

ちなみにハチは――

「・・・キモい。俺はキモかったのか・・・」

結構ショックを受けていた。





そんなこんなで、学園まであと少しという場所に差し掛かり――

「あっ、あれ春姫だわ」

どうやら杏璃が神坂さんを発見したらしい。


たしかに、昨日通った女子寮前に鳶色の髪をした女の子が一人。
どう見ても神坂さんだな。
誰かを待ってるみたいだが・・・

「むー」

昨日、あれだけ恥ずかしいセリフを並べただけあって、会うのがちょっと気恥ずかしい。


「春姫ーっ!」

杏璃が大声で神坂さんを呼ぶと、ちょっと不思議そうに小走りに近づいてくる。

むむむ、まだ心の準備が―


「お、おはようー、杏璃ちゃん。朝からどこ行ってたの?・・・あれ?小日向くん?」

げっ、よく考えたら杏璃と一緒に登校なんてヤバいじゃねーか!
朝の鍛練がバレる危険性が――


「は、春姫っ!あたし、今日から朝練することにしたの!――で、その帰りに雄真と偶然会っちゃって!」

・・・び、微妙に苦しい理由だな・・・こんなんで誤魔化せるのか?


「え、そーなんだ。言ってくれれば、私も付き合ったのに・・・」

あっさり、信じたっ!!

「だ、ダメよっ!ダメダメ!春姫に追いつくための練習なんだから、春姫と一緒にしてちゃ意味ないでしょ!!」

「うーん、そういうものなのかな?」

「あったり前でしょ!」

うーむ、神坂さんってもしかして天然キャラ?


見ていると、神坂さんはこちらを向き――

「おはよう、小日向くん」

「ああ、お、おはよう。神坂さん」

・・・むぅ、何ていうか――普通だ。

気恥ずかしく思ってるのは俺だけ?



つんつんつん・・・


ん?何だ?


つつんつんつんつん!!つつつつつつ!!


俺の左半身が北斗●拳ばりの勢いで突つかれてるんだが・・・いててててっ!


―見ると、準の奴が頬をぷくっと膨らましつつ、不機嫌そうな顔で俺を突つきまくっていた。

「ちょ、準っ!?―何してんだよ!?いてててっ!」


「な~にが、『何してんだよ』よっ!!雄真こそ、何してるのよっ!!」

「何もしてねーだろっ!」

「してるわよっ!!―入学早々、あたしに内緒で美少女と仲良くなっちゃって!それも二人もっ!!」

「そうだそうだぁ!!なんで雄真ばっかり!俺にも出会いをくれー!!」


「は、ハチ!?どっから沸いてきた!?」

さっき杏璃に玉砕して、置いてきたはずだが―

「はっはっは!愚問だな雄真っ!美少女いるところに俺様ありっ!俺様いるところ――ぐぼ%@え¥*らっ!!」

準の回し蹴りがハチの顔面に炸裂。
ハチはぐるぐると回転しながら電柱に突っ込んでいった。

「ハチ!邪魔っ!!今はあたしが雄真と話してるんだからっ!」

哀れハチ・・・骨は拾ってやらんけど、半年に一回は思い出してやるから。


・・・それにしても、何で準はこんなに怒ってるんだ?



「――うふふふっ」

俺らの様子を見ていた神坂さんが、可笑しそうに笑って―

「すっごく仲、良いんだね」


―と、おっしゃりましたよ?

・・・今のやりとりの中に「仲が良い」と思われる部分ってあったっけ?やっぱり天然?



「あら、当然じゃな~い。なんたって、雄真はあたしの彼氏――むぐっ!」

「もうそれはいいから!マジで勘違いされたらどーすんだっ!?」

むーむーと暴れる準だったが、ふと動きを止めると自分の手首あたりをしきりに指差しだす。


何だ?時計?


自分の時計を確認してみると――

「げっ!?予鈴まで五分しかねぇーっっ!!」

授業開始初日から遅刻はヤバい!


「ヤバいぞ!急がないと――って!?」

周りを見るも、すでに誰も居ない・・・

置いてきぼりかよっ!!





―まあ一応、予鈴には間に合ったんだが・・・


「雄真っ!あんたの所為で、あたしたちまで遅刻しそうだったじゃない!」

「ちょっと待て。俺一人の所為じゃ――」

「問答無用っ!!お昼ご飯はあんたのオゴリだからねっ!!」


「あ、杏璃ちゃん。ちゃんと間に合ったんだし、別に―」

「あっまぁぁーーーーーいっっ!!春姫は甘いわっ!完熟イチゴよりも断然甘いわっ!!」

「・・・意味わかんないよ、杏璃ちゃん。たしかにイチゴは大好きだけど・・・」


キーンコーンカーンコーン


ガラッ


「はーい、ホームルーム始めるわよー。みんな席についてー」

ニコニコと微笑みながら、母さんこと御薙先生が教室に入ってきた。


それを見た杏璃は、自分の席に向かおうとしたが一度振り返り――

「雄真っ!お昼は絶対オゴリだかんねっ!」

と捨て台詞を残して、ツカツカと歩いていった。


「じゃあね、小日向くん」

と言ったのはもちろん神坂さん。
杏璃とは正反対の穏やかな態度で、スタスタと自分の席へ向かっていった。


うーむ。
ここまで正反対の性格で、よく一緒にいられるなぁ。

俺は少し感心しながら、自分の席へと向かうのであった。








―正午過ぎ、食堂『Oasis(オアシス)』




「さーて、何をおごってもらうかしらー♪」

ご機嫌な杏璃は、るんたったと食券の販売機へと歩いていく。


「―ったく、そんな高いのは無理だからなーっ!」

聞こえてるのかいないのか、杏璃は食券の販売機の前で「むむむ」と唸っている。



さて、ホームルームが終わって一息つく暇もないまま、杏璃によって引きずられてきたわけだが――
すでにOasisは生徒たちでいっぱいだ。

ホームルームのある分、魔法科の方がやっぱり出遅れる訳であり。

何で、ホームルームがあるかというと――そう!魔法科は魔法実習が始まる来週まで、午前中の普通授業だけなのだ!ちなみに、魔法実習が始まると、午後の授業が丸々魔法関係の授業に当てられる。

―まあでも俺の場合、昼からは地獄の魔法特別授業by母さんがあるので、特に恩恵は感じられん。。



「ちょっと、春姫ーっ!あんたもこっちに来て選びなさいよー!」

「えっ!?わ、わたしは自分で買うから―」

「何言ってんのよ!あたしたちは、遅刻させられそうになったのよ!?いわゆる、えーっと、損害賠償請求なのよっ!」


―いやいや、実際に遅刻してないから損害発生してねーし。


「で、でも・・・」

ちらちらとこちらを伺う神坂さん。


「―神坂さん。あー、その、なんだ―」

う~、やっぱり昨日の一件があるから、気恥ずかしい・・・

「―俺の所為で、いらん心労かけたようだし、遠慮せずに好きなもの選んでくれてかまわないぞ?」


「―えっ!?そ、そんな・・・悪いよ、やっぱり―」


「いいからいいから―って、おい杏璃、そこ邪魔」

お金の投入口の前から杏璃をどかし、俺のOasis専用プリペイドカード(入学祝にか~さんから貰った-残高一万と五百円)を投入する。

―次の瞬間。

「えいやーっ!!」

杏璃の気合いの一声と同時に、食券販売機のあるボタンが激しくプッシュされた――というかブッ叩かれた。(壊れたらどうすんだ)


ウィーン


取り出し口から出てきた食券は・・・

『Bランチ-デザート付き』・・・600円


――何か普通だった。

杏璃のことだから、やたら高いものを頼みそうだったのだが・・・


「・・・何よその目は?」

「あ、いや・・・」

どうやら不信感が目に出てたようだ。


「―どうせ、もっと高いものを選ぶとでも思ってたんでしょ!」

「ハイ」

「っ!?な、なんてムカつく奴なのっ!?むきーっ!!」

「ちょ、ちょっと杏璃ちゃん!?こんなとこで暴れたら他の人達に迷惑―」

「春姫っ!こうなったら、あんたが無駄に高いのを選んで、このバカをぎゃふんと言わせるのよっ!!」



ぽちっ ウィーン


ぽちっ ウィーン


『ありがとうございましたっ♪』⇒食券販売機から出るか~さんの声


「!?あーーっ!!何勝手に買ってるのよ、雄真っ!!」

「ん?神坂さんが遠慮してるみたいだから、無難なものを選んでみたんだが―」


『Aランチ-デザート付き』・・・600円

『Cランチ-デザート付き』・・・600円


「―神坂さん。どっちがいい?」

「えっ、えっと・・・・・・」




――とまあそんな感じで、無事に全員のメニューが決まったのである。(ちなみに神坂さんは、Cランチを選んだ)

そして今は、食券という紙切れを昼飯へと替えた後、空いている席がないかさまよっている最中だ。(もちろん杏璃先頭)


ジロジロ

ヒソヒソ

ザワザワ

ジロジロジー


「・・・・・・・・・むぅ」

何だこの視線たちは。
ものすごく居心地が悪いぞ。

それに、何だかオレばかりが注目というか、睨まれてる感じがするんだが――(主に男から)


「・・・ハッ!?まさかっ!!」

―そうだ。そうに違いない。

「・・・この一万円のプリペイドカードが狙いかっ!?」


「「そんなわけないでしょっ(ねーだろっ)!!!」」


いきなり、前方よりするどいツッコミが入った。

「っ!?準にハチか!いつの間に――というか、お前らもコレが目当てかぁっ!!」

オレは、すかさずプリペイドカードの入った財布をポケットの奥に押し込んだ。


「「ちがうわーっ!!」」

見事なダブルツッコミ。


「お前ら息ぴったりだな。さすがに長い付き合いだけのこ――」


「「雄真の(お前の)せいよっ(せいだっ)!!」



―それから、準に「とりあえずこっち来なさいよ」と引っ張られ、空いているテーブル(おそらく準がとっておいた)まで移動。

もちろん杏璃と神坂さんも一緒だが――二人とも何かおかしい。

何というか、ソワソワしてる感じ?



「あーあ。雄真があまりに遅いから、ごはん冷めちゃってるわ~」

「オレはもう食ったけどな」

「待ってる必要ないだろ。一緒に食おうとも言ってなかったと思うんだが」

すると準は、ぷくっと頬を膨らませ―

「あー、なによそれ~!せっかく待っててあげたのにっ!」

「勝手に待ってただけだろ」

「勝手にじゃないわよっ!雄真が『一緒に食べよう』ってメール送ってきたんじゃない!」

んー?

「・・・そんなメール送った覚えがないんだが」


「何言ってんのよ!証拠はコレよっ!」

準は携帯の画面をこっちに向けてくる。


どれどれ―

『From:♡雄真♡』

げしっ

「いった~いっ。何で叩かれるのよ~っ」

「・・・オレは、『雄真』という名だ」

「そうよ?そんなの当然じゃないの~」

「じゃあ、コレは何だ?オレはいつの間に『小日向♡雄真♡』になったんだぁ!」

「えっ?雄真ったら改名っ!?」

「ちがうわっ!!」

「♡二個じゃ、少ない?」

「増やしてどーする!?」

「じゃあ、『小日向準』で」

「もはやオレですらねぇ!!」


「「・・・・・・・・・」」


「ん?」

ふと、オレと準を見つめている視線に気付く。

―杏璃に神坂さん

二人はほんのり頬を染めながら、興味津々な様子で俺たちに視線を送っている。

―いやいや、こんなバカなやりとりをそんなに真剣に見る必要ないですよ?



「それよりホラっ、証拠メールの本文!」

視線をものともせず、準が向けてくる携帯の画面には―

『イッショニタベヨウ』

「何この電報形式っっ!?」

「ホラね?一緒に食べようって」

「いやいや、何か怖えーよ!オレは一体準と何を食べる気なんだ!?」

「や~ね~。お昼ごはんに決まってるじゃないの」

「なんでこの文面から昼飯が連想されるのか謎なんだが」

「え?それはホラ、昼休みが始まるちょっと前にきたし」

「・・・なるほど。それじゃ、受信時間はいつなんだ?」


「えーと、ちょっと待って」

ポチポチ

準が画面に表示したものは―

『受信時間:タベタイ』

「ぎゃぁああぁあっ!!受信時間に文字がはいってるぅっ!!」

「あらまあ、雄真ったらよっぽどお腹が減ってたのね~」

「いやいやいや!絶対おかしいだろ、そのメール!!」

「別におかしくないわよ?ただ、受信したときにバッテリーが飛び出ただけで―」

「どー考えてもおかしい!!普通のメールは受信したときにバッテリーが飛び出したりしねーよっ!!」

―あれだ。幽霊的な何かを受信したに違いない!!


「―あら?もうこんな時間だわ。早く食べないと。あっ、冷めちゃってるから温め直してもらってくるわね~」

トタタタタ

お盆を持って、か~さんの元まで駆けていく準。


おーい

「・・・あれだけ盛り上げておきながら、まさかの途中放棄!!」

えーい!
あのメール、気になって仕方ねぇ!

こうなったら―

「先に食っててやる!―いただきますっ!」



「ちょっ!?あんた、何やってんのよ!?」

いきなり杏璃が大声をあげる。


「―は?いや、飯を食べようとしてるんだが―」

「それが、何やってるって言ってるのよ!」


「???」(何で飯食うのを止められてるんだ?)


―ああ、なるほど。

見ると、杏璃と神坂さんはまだご飯に手をつけていなかった。

「悪い悪い、準とのやりとりのせいで気付かなかった。アイツが戻るの待ってたら冷めちまうし、先に食べて―」


「だめーっ!!」

今度は神坂さんまでもが飯を食わせまいとする。

すると、神坂さんに引き続き杏璃が顔を耳まで真っ赤にして、こう言ったのだ。


「か、かかっ、かっ・・・」
「かの、かのの、彼女っ!!そう!!彼女を待たずに先にご飯食べちゃう気!?」

「そうだよ!それは女として許せないよ!小日向くんっ!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーと」

準が彼女?
なんでそんなことに――ハッ!?

そーいえば、まったく説明してなかったぁぁあああっ!!!



第十一話へ  ⇒第十三話へ


++++++++++++++++++++++++++++++++
☆★あとがき★☆

半年以上ぶりの更新・・・

正月も休み無、仕事忙しいっぷりには脱帽ですわ。。

これから日常がずーっと続いていく感じですー。
(まあ、イベントとかが盛りだくさんだから、ネタは尽きないですがね)

本来の本編(式守家関連)は、だーいぶ先になりますね。
だって、まだ一年で入学したばっかだし。(式守入学は来年)

ちまちま書いていくので、よろしくですー。

では~、また(^^)/



☆人気ブログランキング☆  応援よろしくです~(^o^)/


ランキング
スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。