不動産担保ローン 公式サイト 2007年08月:ライトノベルと感想つぶやき

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ご愁傷さま二ノ宮くん

おあいにくさま二ノ宮くん【1巻感想】

おあいにくさま二ノ宮くんです。



1回目の購読です。


さて、このおあいにくさまシリーズは、
ご愁傷さま二ノ宮くんシリーズの短編集です。

本編では、いろんなたくらみ等が蠢いていますが、
この短編集は、そーいうものが一切無く、ラブコメ一色になっておりやす。

ノリの良い進み方で、短編も良い感じのボリュームでまとめられており、とても読みやすくなっていますね。




さて、中でもおすすめの峻護病気編。

峻護を看護する真由とのやりとり。
再度アイコンタクトを試みた。―とにかく、君の仕事は素晴らしかったし、おかげで思ったよりは早く治りそうだ。大丈夫、心配ない。落ち着いて看病を続けて欲しい。
真剣な顔で見つめてくる真由。患者の言わんとするところを一生懸命に読み取ろうとしているようだったが―やがて彼女なりの解釈が出たらしく、大きくうなずいた。
「わかりました、つまりこういうことですね。わたし一人の力で治してみせろ、と」
「……」
大筋では間違っていないはずなのだが―なにかこう、決定的にズレている気もする。
「だいじょうぶです、まかせてください。あらゆる手を尽くして二ノ宮くんを快復させてみせます。だいじょうぶ、こんな時のために兄さんと涼子さんから看病の奥義を教わっておいたんです。さっそく用意してきますね」


美少女でサキュバスに看病。
落ち着けないと思うがなぁ~。
さらに、この思い込みの激しさ。やりとりがすっげー面白いっす。


で、お次はまたまた真由。

峻護と蔵に閉じ込められたときのやりとり。
「あ、あわ、あわ、くも、くくく、くも、」
「月村さん、気持ちはわかるけど落ち着いて」
「で、でもっ、くっ、くくくくもっ、くもなんですっ。くもなんですよっ」
「大丈夫だって。ほら、よくよく見れば案外可愛らしい形態をしているし、ペットにしてる愛好家だっているわけだし、それに知ってた?クモって実は昆虫じゃないんだ、そう考えれば恐怖心も少しは薄れ―ええいくそ、やっぱだめかっ」
「やっ、やだやだやだやだやだ、にっ、にの、くも、二ノ宮く、くも、くもが、くも宮くんがぁッ…!」


いや~、かあいいっすね相変わらず。
やっぱり、クモって女の子は苦手なんでしょうかね?
カムカムも得意ではないけど、害虫食ってくれるからほっといてますけどね。


いや~、本編のあとに短編集読むとどの作品もそうですが、
心が和みますねぇ。

本編があまりにもシリアスだとギャップが激しいけど。

この二ノ宮くんシリーズは本編と短編といい感じでバランスが取れてるように思いますね。



では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  看病中、峻護の身体を真由が拭いている場面
 「さ、次は下半身です」
いけない、それだけはまかりならない。ご機嫌なダンスパーティーを開いている一人息子と彼女を引き合わせるわけにはいかない。もしあの手つきでまさぐられたら?決まっている。ビック・バンだ。

 ⇒峻護のピンチがひしひしと伝わってくる、内面のセリフでした。





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コラム

スカニア「タミヤ」製作、組み立て日記【その4】

スカニア4




スカニア R470 ハイライン フルオペレーションセット組み立て。

パネルバントレーラーも完成して、繋げてみた。

でかい!
想像以上だ。。

ライト類も迫力満点なのだが、、
おき場所に困るなぁ。





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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【7巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



1回目の購読です。


この巻は、修学旅行の後編(?)です。
自由行動の日なのですが、真由と峻護はそれぞれ別のパートナーと京の街を散策します。
まあ、そんな中いろいろあるんですが。。



さて、いろりと峻護の場合。

実行委員の仕事中。
「ところで峻護さん」
「首筋のところにキスマークついてますよ。昨晩の」
「ええっ!?」
「ど、どこ?どこについてるんだっ?制服でちゃんと隠せそうなところ!?」
「…うふ。峻護さんは本当にかわいいですね」
「あら。わたしにキスマークをつけられるのがそんなにお嫌ですか?」
「では罰として―こうします」
すすっと寄り添い、峻護の腕に自分のそれを絡め合わせてきた。


完全に主導権を奪われている峻護。
おとなしそうなのに、実は強気っていうのもいいかもね。


今度は、たすくと真由。
「ほらほら、八つ橋にお汁粉にお団子に…月村さんは甘いものは嫌いかい?」
「…甘い…嫌い…」
「…そう、わたしって何をやるにしても甘いんです…考えも甘いし詰めも甘いし…わたし、そんな甘々な自分が大嫌いで…でも、二ノ宮くんから見たらそんなわたしはもっともっと嫌な女ですよね…だって自分自身にさえ嫌われてるような子を、二ノ宮くんが好きになってくれるわけないですもん…しくしく」
さめざめと泣き始めた。


たすくと真由のコンビも結構おもろいっすわ。
たすくの深読みしすぎな感じと、真由のぼーっとしてるとことか。
全然かみ合ってないし。


ストーリーの方は、
いろりとたすくの思惑は、たすくはボロボロ。
いろりは、峻護と一線を越えそうになったけど、失敗。

結局、二人の思惑はうまくいかず。

そのまま終わりかと思いきや、最後に●●が!!

次は、ヨーロッパだそうです。


では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  いろりと後をつけていた麗華のやりとり
 「ところで生徒会長は、峻護さんのことが好きなのですか?」
「はにゃあっ!?」

 ⇒麗華かあいいよ~^^
  ”はにゃあっ”って、そんなかあいいセリフきいたことないっす。





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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【6巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



1回目の購読です。


この巻は、修学旅行の前編です。
しかも、新キャラ登場。


奥城いろり。
峻護と真由のクラスメート。
ずっと目立たない存在だったが、
修学旅行から何かたくらんでいる様子。



さて、そのいろりと峻護。

実行委員の仕事中。
「しゅ・ん・ご・さ・ん?」
「えっ?―って、あ痛たたたたたた」
「お仕事をさぼって上の空、そのうえわたしが何度呼んでも無視するなんて…いけないひとです」
「あーいや、ちょっと気が散っただけで、ちゃんと仕事はするから。」
「どうぞ名前でお呼びを」
「あー…ええと、いろりさん」
「はい、よくできました」
「…やっぱり気が変わりました。『いろりさん』ではなく、どうぞ『いろり』と呼び捨てで呼んでください」
「えええっ?よ、呼び捨てで?」
「はい。お仕事をおろそかにし、わたしが呼んでも見向きもせず、何度言っても名前で呼んでくれない罰です」
「ば、罰なの…?」
「はい」


典型的な大和撫子のいろり。
おっとりしてるわりには、押しが強い感じですなぁ。
結構好みかも。


今度は、修学旅行での女子たちの様子。
「そりゃあんた、アホでバカでスケベな男子どもが修学旅行の夜にやりそうなことっていったらさ―『夜這い』に決まってるじゃん」
「ええええええっ?夜這い?うっそー!」
「やっだー、きもーい!頭わるーい!信じらんなーい!」
「でもさでもさ、あいつらバカだしさ、けっこうありえそうな話だよね!」
「だよねー、言われてみれば確かにありうる!」
「じゃあさじゃあさ、もしもだよ?もしもほんとに男子がこの部屋に入ってきたら…どうする?」
「えーっ!うっそー!」
「ありえなーい!うざーい!意味わかんなーい!」
「でもぉ…もしもほんとに来るんだったらぁ、ちょっとアリかもじゃない?あたしだったらちょっとぐらいご褒美あげてもいいかも」
「うっそマジっ?」
「でもした大胆発言!」


いや~、修学旅行^^
いいですね。共学での修学旅行。
カムカムは、高校が男子校だったんでこういうのは憧れでしたねぇ。
いいなぁ~。



ストーリーの方は、
修学旅行の前編で、男子がアホなことしながら、
峻護が疲れ果てながら。

裏ではいろいろな思惑が動いてる感じですな。

新キャラのいろりは、実は●●だし。
メインヒロインの二人がちょっち影が薄かったかな?

後編にいろいろ明らかになりそうで、楽しみですわ。


では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  女子でやってる怪談中の真由
 「あ。そこの窓から誰かがこっち見てる」
「きゃ―――っ!きゃ―――っ!日奈子さんのばか!おたんこなす!」

 ⇒真由かあいいっす。
  おたんこなす!って、最近あんまり聞かないセリフ!





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二次創作(はぴねす!)◆凍結中◆

はぴねす!SS『魔力の行方』|第三話

満開の桜の中、校舎へ向かって歩く。


「あ~っ、桜も満開だな。まるで、俺らの入学を祝っているかのようだ」


「けっ!よく言うぜ。入学早々、名前漏れのクセによ」

気にしてることをずけずけ言ってくるのは、右腕のブレスレット、ゼク。

「うるさいな、ゼク。しゃべるなって言っておいたろ?」

「誰もいやしねーよ。ったく、ストレスが溜まるぜ」

「マジックワンドにストレスなんかないだろ」

「あ~、オレ様がコソコソせずにしゃべれる日はいつ来るのかねぇ~」

「十分しゃべってると思うぞ」

「わかってねーな、相棒。オレは相棒のダチとかとも話がしたいのさ」

準とハチのことか。

「あいつらとか?あまりおすすめは出来んが」

「おいおい、相棒。あんなにおもしろい奴らはそういねーぞ。それに――っ!?」

「!?」

校舎まであと10メートルほどの所で、
かなりのスピードで接近する魔力を感知!

「上かっ!!」

言い終わる前にその場から飛び退く。


ドゴッ!


さっきまで俺がいた位置に、めり込む緑色のボールのようなもの。

「大丈夫か?相棒」

「あっぶね~!!避けなかったら死んでるぞっ!」

一体何だってんだ!?

ただのボール、じゃないな。魔力が込められてる。

入学早々、恨まれる覚えはないんだが。



スタスタと今もめり込んでいるボールに近づく。
大きさは、、ボーリング玉くらいか。

つんつん。

ムムッ。硬いと思っていたが結構弾力性があるぞ。

つんつん。

びくっ。

んんっ?何か’びくっ’ってしたような。

つんつん。

びくっびくっ。

おおう、なんか面白れ~。

つんつ――

「ぷはぁ!くすぐったいっちゅーねん!何すんねん、兄さん!」


「「えっ(おっ)!?」」


いきなりしゃべりだしたボールに驚きの声をあげる、俺とゼク。
そんなことはおかまいなしに、ぴょんぴょんと目の前で跳ねる、ええと・・・ボール?
よく見ると、ボールの表面に目と口があり、顔のように見えなくもない。

しゃべるボールを前に、ちょっち思考を整理。

しゃべる   = 意思がある
魔力を感じる = 魔法具の類

ここまできたら、おのずと回答が出てくる。


「お前、マジックワンドか?」


「その通りです」

今度は、上から女性の声。

見上げると、杖に腰掛けた女性がフワフワと浮いていた。


フワリと、その女性が地面に着地すると、

「姐さん~」

さっきのボールが女性の方に跳ねていく。

ボールが杖の先端に’ぴとっ’と引っ付くと、
女性は微笑みを浮かべながらこちらに向き直った。

腰まで届く綺麗な黒髪。
整った顔は、文句なしの美人。
瑞穂坂学園の制服に身を包み、何故か制服の上にエプロンをしている。


「ごめんなさい。空中散歩をしていたら、タマちゃんを落としてしまって」


その人は、そう言いながらペコリと頭を下げた。


なるほど、この人が犯人か。
恨みがあって落としたわけじゃなさそうだな。よかった。


「あの、とりあえず顔上げてください」

「はい」

すっと、言われたとおり顔を上げる犯人。

しかし、すごい美人だな。
ハチの奴が”美少女率八割っ!”って言うのもうなずける。

しばらくすると、その人は口を×にしてオロオロし始めた。


「あの――、私の顔に何かついてますか?」

「えっ!?いや、そういうわけでは――」

おっと、いかんいかん。いつの間にか見惚れていたようだ。


「えっと、さっき落ちてきたボール。あれマジックワンドなんですか?」

「ええ、その通りです。私のマジックワンド、スフィアタムの”タマちゃん”です」

「よろしゅ~な~、兄さん!」

「ああ、よろしく。ってことは、あなたは魔法科の生徒なんですよね?」

「はい、そうです。魔法科新二年、”高峰小雪”です」

「ああ、えと、新入生の小日向雄真です」

「雄真さん・・・ですか」

高峰さんは、何故かうむむと考え込んでいる様子。


「あの~、高峰さん?」

「あっ、はい。なんでしょう?」

「俺、ちょっと急いでるんで、行かせてもらいます」

「ああでも、”タマちゃん落下事件”のお詫びがまだです」

確かにあれが直撃だったら、”事件”になってただろうな。

「あ~、別にいいですよ、お詫びなんて。怪我もなかったし」

「そういうわけにはいきません。――ん~と、そうですね、お詫びになるかどうかわかりませんが、雄真さんのことを占って差し上げます」

「占い―ですか?」

「はい、こう見えても私、占い研究会の部長さんなんですよ。あっ、時間も取らせませんので」

「はあ」

「お急ぎでしょうから、早速始めますね」

有無を言わさず、占いの体勢に入る高峰さん。

グッとマジックワンドを握り、魔力を集中させ、何もかも見透かされるような瞳でじっとこちらを見つめている。
時折、ブツブツ聞こえるのは呪文詠唱だろうか。
その光景に、俺は睨まれたカエルのように微動だに出来なかった。



「――ふう。終わりました」

どうやら終わったようだ。
時間にしては1分くらいだと思うが、感覚的にはもっと長かったような気がする。


「雄真さん――あなたは、とてもドギツイ不幸の相をお持ちのようです」


「・・・・・・は?」

―ドギツイ?――不幸の相??

「占いの道具も魔方陣もなしなので、漠然とした占いになってしまいましたね。もし、詳細が知りたければ、占い研究会にお越しになってください。いつでも占って差し上げます」

―えっ?ちょっと――

「それでは、本当に申し訳ありませんでした。また会えるのを楽しみにしてますね。あっ、それと、私のことは”小雪”と呼んで下さい。では、また」

「またな~、兄さん!」


俺が金魚のように口をパクパクしてるうちに、二人(?)はぴゅーっと飛んでいってしまった。おーい。

「――ドギツイ不幸の相って何だよ。俺ってそんなにヤバイのか」

こう見えても俺は、占いの結果とかを気にしてしまう性質なのだ。

「ハハハハッ!相棒!散々な結果だったなぁ!!ハハハハッ!!」

「何がハハハだ。こっちはマジでへこんでるってのに」

「おっと、すまねえすまねえ。まあ、たかが占いだ。そんなに気にすんなよ、相棒」

「・・・ああ」

しかし、あのただならぬ雰囲気。しかも、魔法を使用して呪文も聞こえていた。
’たかが占い’と開き直るには本格的過ぎた。
落ち着いたら、占い研究会ってとこに行ってみるとするか。


「とりあえず、職員室に急がないとな」

思いがけず、時間を食ってしまった。
早くクラスを聞きに行かないと。





校舎の中に入ると、廊下には人影がなく、
リノリウムの床を歩く俺の足音だけが響く。

「―えっと、職員室、職員室」

キョロキョロと辺りを見回しながら、目標を探す。
学園案内の地図によると、こっちでいいはず。
程なく、目標を視認。

「ここか」

コンコン。

カラカラカラ―

「失礼します~」

職員室の中は閑散としており、先生とおぼしき人影も2、3人くらい。
おそらく、入学式のために出払ってるんだろう。

その内の一番近い先生に声をかける。

「あの~、さっき放送で呼ばれた小日向雄真ですけど」

「おっと、」

その先生は、こちらに振り向きテクテクと歩いてくる。

「や~、君が小日向くんかぁ。話は聞いてるよ。
 すまないねぇ~、本来はこちらから出向くのが筋なんだろうけど」

優男っぽい外見に加え、のんびりとした話し方が印象に残る先生だ。

「いえいえ。で、俺のクラスはどこなんですか?」

「いや~、ほんとにごめんねぇ~。君も驚いたでしょ。まさか、普通科の入学案内が届いちゃうなんてねぇ。魔法科に落ちちゃったと思ったよね~」

「・・・はい?」

―魔法科?――落ちた??

「入学式まで気づかなかったのは、完全にこちらのミスだよ~。魔法科入学といったらいろいろ準備が必要だったのにね~。追って、正式に学園側から謝罪があると思うよ」

――どういうことだ?
確かに普通科の試験を受けたはずなんだが。

「え~と・・・、俺は魔法科に入学することになってるんですか?」

「そーだよ~。魔法科1年A組。で、これが魔法科の入学案内。入学手続きも普通科になってしまってるから、面倒だけどやり直しだね」

重量感たっぷりの封筒を手渡してくる先生。

「あの~、すいません。何かの間違いでは?俺は普通科の試験を受けたんスけど」

「え~、そんなはずないよ~。今朝一番で正式な通達があったんだよ?経緯はともかく、間違いはありえないよ~。こうやって書類も出来てるし」

「はあ」

「とりあえず、ボクの役目はここまでなんだ。あとは、君を呼んでる魔法科の先生から詳しい話があると思うよ」

「俺を呼んでる?」

「うん。多分事前の説明会にも出てないから、魔法科の説明じゃないのかな。えっとね、魔法科校舎のここ。”御薙教諭研究室”に君をお呼びの御薙先生がいるから」

――御薙?なんか知ってるようで知らないような――

「はあ、わかりました」

とにかく、この状況を理解するにも行った方がいいだろう。

俺は、お礼を言って職員室を後にした。
もちろん、その足で魔法科校舎”御薙教諭研究室”なる場所へ向かっている。




「いったいどうなってんだか―」

魔法科校舎へ向かいながら、思ったことを口にする。

「いいじゃねーか、念願の魔法科に入れたんだからよ」

のんきな返事を返すゼク。

「あのなぁ。俺は詠唱魔法が使えないんだぞ。本来なら絶対入れないんだよ。大体、魔法科の試験も受けてねーし。おかしいとは思わないか?」

「細かいこと気にすんなよ、相棒。試験もなしに入れたんだから儲けもんじゃねーか」

「気楽でいいな、お前は」


ゼクと話してるうちに、どうやら魔法科校舎に着いたようだ。
えっと、”御薙教諭研究室”は2階か。


「しっかし、この校舎はすごいな」

「ああ、結界が幾重にも厳重に施されてやがる。並みの魔法使いじゃ、傷一つ付けられんぜ」

「さすが魔法科、ってとこか」

「たいしたもんだ」

俺とゼクは感心しつつ、目標を目指す。



「ここだな」

”御薙教諭研究室”とプレートがぶら下がっている部屋の前に着く。

とりあえず、なぜ魔法科に入学になっているのか聞かないとな。
あとは、魔法が使えないことも言わないと。

「ふぅ~」

軽く息を整え、ノックする。

コンコン

「どうぞ」

綺麗な高い声。
どうやら、御薙先生は女性のようだ。

ガチャ

「失礼します」

ドアを開けて正面の机に、妙齢の女性が座っていた。

腰まである黒髪。
20代くらいだろうか、先生にしてはとても若々しい。
そして、文句なしの美人。


「あなたが、小日向雄真くんね?」

この女性から紡がれる声は、なぜか心地いい。

「は、はい。そうです」

確認をとった後、御薙先生の目がキランと光ったように見えた。
その瞬間――

ものすごい力で引っ張られ、顔が御薙先生の胸の中にポスンと収まった。

「っ!?むぐっ!?(っ!?何っ!?)」

あろうことか、御薙先生は俺の頭を抱きしめて、どんどん胸の中に沈めていく。

あーー、やーらくていい匂い~。
じゃなくて、何でこんな状況に!?

「むぐぅ!?むぐむぐ、むぐっむぐ!!(御薙先生!?いきなり、何するんですか!!)」


「・・・会いたかったわ。雄真くん」

「むむぐっ!?(ええっ!?)」

「10年――、寂しかったわ。でも、雄真くんのことを考えて一生懸命頑張ってきたのよ」

「むぐぅ?む、むぐっ!!(10年?ま、まさか!!)」

「そうよ。私はあなたの母さんよ。10年前にあなたを音羽に預けた張本人よ!」

「む、むぐっ!?む、むむぐっ!?(か、母さん!?え、えええっ!?)」

「さあ!!雄真くん!母さんの胸の中に飛び込んできなさい!」

「むぐむぐむぐぅむぐ(すでに飛び込まされてるんだけど)」


「おい、鈴莉。その辺にしとかないと、相棒が窒息しちまうぜ?」

「あら、その声はゼクちゃんね。わかったわ。母子の感動の再会もこれまでね」

パッと抱きしめられていた頭が開放される。

「ぷはぁ!!はぁ、はぁ、はぁ」

「大丈夫か?相棒」

「し、死ぬかと思った」


「大げさねぇ。私の雄真くんがこの程度で死ぬわけないでしょ」

いや~、酸素がないと生きていけません。

「ふぅ。あ、あの、御薙先生。さっきの話ですけど――」

「冗談でも、ドッキリでもないわよ」

「ということは――」

「そう。全部本当のこと。久しぶりね、雄真くん」

マジでか!?
あれから10年だから、再会できるだろうなと考えてはいたけど。
まさか、こんな状況で再会とは・・・

「あら?まだ信用できないかしら」

信用してないわけじゃないんだが・・・

「じゃあ、こんなのはどうかしら?」

と言って、母さん(?)は手を前に掲げ、

「エル・アムダルト・リ・エルス・ディ・ルテ……」

俺のよく知ってる呪文を唱え始め――

「カル・ア・ラト・リアラ・カルティエ!!」

光が弾けた。


「あ――」

俺が魔法使いになろうと決心させた魔法。
決まりだった。

ただでさえ、同じ呪文構成を持つ人間は親族や弟子以外にはありえない。


すぅ―と息を少し吸い込んで、この言葉を紡ぐ。

「久しぶり。母さん」




第二話へ  ⇒第四話へ


++++++++++++++++++++++++++++++++
☆★あとがき★☆

1カ月に1回くらいを守ってます。

こんな感じで続けれれば…

相変わらず、展開遅すぎ。


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ランキング


コラム

スカニア「タミヤ」製作、組み立て日記【その3】

スカニア3


スカニア R470 ハイライン フルオペレーションセット組み立て。

ボディも取り付けて、ライト類もいい感じにまとめて完成!!

あとは、パネルバントレーラーを作成ですなぁ。

ちなみに、ライトとかのフルオペレーションセットをつけると、
運転席の半分が埋まってしまって、半分しかつけれませんでしたわ。




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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【5巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



2回目の購読です。


この巻は、ドタバタコメディ色が薄くて、
どちらかというとシリアスな巻ですね。



そのシリアスの中で、真由と麗華がちょっと和解。

真由の発作の後のやりとり。
「なによ。そんなに笑うことないじゃない」
「す、すいません。だって…ぷっ」
「ふん、笑っていられるの今のうちです。あの時のあなたの形相ときたら、わたくしなどの比ではありませんことよ?こんな顔でしたわ―ほら」
「!うそです!そんな顔してません!」
「してないも何も、あの時あなたの顔を見ることができたのはわたくしだけですのよ?そのわたくしが言うのだから間違いありません。ほら、こんな顔をしていました」
「ひどい!創作にもほどがあります!」
「ひどくはありませんわ、ほんとうのことだもの。ほらほら、こんな顔も」
「そんなひょっとこみたいな顔するわけないでしょ!いくらなんでもそれは許せません!」
「愚かなり月村真由、あなたごときがわたくしに敵うとでも?いい機会だから凡人が決して超えられぬ壁というものを教えてあげますわ、かかってらっしゃい!」
「麗華さんこそ!そうやってひとを見下してると足元をすくわれるってことを教えてあげます!えいっ」
「ひゃ!そ、そこはわたくし弱…あはははははは、こ、このっ、やりましたわね!」
「きゃうっ!麗華さんひどい!そっちがそうくるならこっちだって―それっ」
「ちょ!ばか、そこは反則…や、ちょ、ひゃ、ひぅ、んあうっ」


いや~、峻護の知らないとこで、
真由と麗華の関係も変わってますね。
こういう微笑ましい感じは大好きですわ~。



ストーリーの方は、
二ノ宮家に侵入者。
それに翻弄されるっていうのが大まかな話。

その中に、真由と麗華の和解とかが含まれており、
麗華の側近も新たに登場。

ちょっちボリュームが少ない巻でしたね。


では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  侵入者に気づき、最初に逃げ込んだクローゼットの中で
 「ににに二ノ宮峻護!」
「強引に迫るにしても限度というものがありましてよっ!よもやこのような痴漢行為をはたらく目的でここに連れ込んだのであれば、いくらあなたといえどもただでは済ましませんわよこのばか!ばかばかばかばか!」

 ⇒なんか、ぽかぽかと峻護の頭を叩いている絵が容易に想像できますね~。麗華はかあいいね~。





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コラム

スカニア「タミヤ」製作、組み立て日記【その2】

スカニア2


スカニア R470 ハイライン フルオペレーションセット組み立て。

一気に車体フレームとかまで組み立て。

オートサポートレッグも取り付けたんで、結構時間かかりましたねぇ。

あとは、ボディの組み立てが残ってます。(パネルバントレーラーも)

ライトとかのセッティングがややこしそうですね~。



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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【4巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



2回目の購読です。


この巻は、麗華お嬢様が主役です。

今まで峻護の前では見せたことのない表情、言葉が新鮮な感じ。

相変わらずツンデレですが、デレの部分も大いに期待ですよ~。




そのデレの部分が大いに発揮されてる場面。

遊園地の観覧車で。
「そちらの席にいっても、いいかしら…?」
「―え?」
「どうしてかというと、こちらの席は―そう、眺めがあまりよくないの。ほら、ゴンドラはずっと動いているから、眺めがよくないところも出てくるのですわ、きっと。だから、そちらの席に移りたいと、思うのだけど。…だめ?かしら」
「い、いえ、だめじゃないですよ、もちろん。どうぞ、その方が眺めがいいのであれば、どうぞ遠慮なく」
「そ、そう?では遠慮はせませんわ。ええ、もちろん」


かあいいよぉ。
麗華かあい過ぎ!
こんなギャップは反則ですっ!誰でも一発で落ちるよね。



ストーリーの方は、
積極的になった真由だったが、この巻で麗華の過去を目の当たりに。
いうまでもなく、自分を邪魔者と決め付けるでしょうなぁ。

麗華と峻護の初デート(麗華曰く、”視察”)も、
いろんな思惑が渦巻きながらも、峻護に対する麗華の気持ちは決まったって感じかな。

まあこの巻は、麗華のかあいさが前面に出てる巻でした。
真由はほんのちょびっとの出番かな。



では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  ある特訓のときの風景
 「いいえ認めてもらいます認めてもらえなくたってやります!この後はどんどん過激になっていって、さ、最終的にはお互いは、ハダカになって、う、上になったり下になったり、ぐるぐる回転したり、身体の普段使わないところを使ったり、そ、それからそれから、…はうっ」
 ⇒真由の積極バージョン。
  真由らしさが抜けてないとこがまたかあいいです~。





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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【3巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



2回目の購読です。


この巻はちょっちシリアスっぽい内容になってます。

まあでも、各主要キャラの立ち位置が決まったんじゃないでしょうか。




まずは、真由のかあいいわがまま。

登校途中。
「―あの」
「え?何?」
「もしも、もしもよかったらでいいんですが」
うつむいたまま、消え入りそうな声で、
「手を繋いでもらえませんか?」
「手?」
「二ノ宮くんが傍にいてくれても、それでもまだひとりでいるみたいで。心細くて、どうしようもなく不安で。だから」
「すいません、いつもお願いばかりして。でも、ご迷惑だと思いますけど、どうか…」
「あー、うん、ええと…」
シャツの裾でごしごし拭き、黙って手を差し出した。


初々しいっす~。
峻護も相変わらず、うらやましい。



お次は、麗華のかあいいとこ。

お風呂にて。
そうね、例えば―と麗華は想像を広げてみる。いつも自分に反抗的な態度を取るあの男を、わたくしのこの魅力で虜にして、思うがままにするとか。もう少し手加減してあげて―そう、最初はわたくしの付き人見習いにするのがいいでしょう。べつに厳しく仕込む必要はありません、仕事とか何もしなくていいから、ただずっとわたくしの傍にいてくれればそれでよくて―って、そんなはずありますかっ!あんな男に四六時中くっつかれているなんてこと、考えただけで―考えただけで―


ツンデレかあいいっすね。
キャラ的にもお気に入りですわ~。



ストーリーの方は、
冒頭にも書いたように、各キャラの進む道が決まった感じで、
ヒロイン二人に振り回される峻護という絵が完成ですな。


では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  ある朝の光景
 二ノ宮峻護と月村真由が寄り添うように並んで朝食の用意をしている。そろってエプロンをつけ、時おり短い言葉を交わしながら、小気味よく鍋や包丁を振るっている。
その初々しくも自然な佇まいは、まるで―
「あの二人、まるで新婚さんの夫婦みたいですねえ」

 ⇒うわあって感じですな~。
  微笑ましい光景っすわ。






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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん【2巻感想】

ご愁傷さま二ノ宮くんです。



2回目の購読です。


この巻では、もうひとりのヒロイン、’北条麗華’の話題がメインで書かれています。

またこのお嬢様、かあいいったらなんの。

激しくツンデレです。

この巻で、麗華ファンが増えること間違いなし。
かくいうカムカムもファンになりますねぇ。

次の巻では、また真由ファンも捨てがたいなぁってなことになっているのですが、とりあえずはこの巻の感想を。




まずは、ツンデレのお嬢様。

バカンス、南の島でのちょっとしたやりとり。
「―なによっ!こんなところまで来てこんな服を着てるのがそんなにおかしいんですのっ?」
「あなたのアホ姉がそうさせるんだからしょうがないじゃない!」
「いや、でも似合ってると思いますよ、それ。そんなに気にすることもないんじゃ?」
「…ほんとう?」
「はい」
「…わたくしは何を着ても似合うのです。そんなことは言われるまでもなくわかりきっているのですわ」
「はあ」
「でも参考までに、どんなタイプのメイド服が好きなのか訊いておきましょう。勘違いなさらないでよ、これは世の殿方全般の趣味を知りたくて言っていること。別にあなた個人のことをどうこういうわけじゃないんだから」
「はあ、どんなタイプが、と言われてもどんなタイプがあるのかよくわからないので。ただ、今のその服なら問題ないと思います」
「そう。そうなの。これでいいのですわね」


いや~、ツンデレ。
もうバレバレだけど、峻護は鈍感で気づかず。
普段こういう感じの人が、甘えてきたらもう確実に落ちますね。



は~い、次は峻護と真由の甘々なやりとり。

海辺にて。
「…えへへ」
海水を彼の顔にかけた張本人が、両手を水を掬う形にしたまま照れくさそうに笑った。
峻護、それでもまだ事態を把握できない。
それを見た真由は子犬のように首をかしげると、「えい」もう一度しぶきの洗礼を浴びせる。
再度顔面にシャワーを浴び、しかし峻護はそれでもまだ間抜け面を崩さない。
それを見た真由がはじめて不安げな顔を作り、「ええと…えい」だがなおも水かけ攻撃を敢行する。
「・・・・・っ」
真由は、気の毒なほどうろたえた。
「すっ、すいません、あの、これはですね、わたし一度はやってみたかったというか、大げさに言えば夢だったというか、まさか二ノ宮くんがそこまで怒るとは思わなかったし、無礼講だって言ってくれたからつい調子に乗って、でもそうですよね、だれだって海の水をかけられたら嫌ですよね、塩辛いですもんね、すいません、もっと配慮するべきでした、こういうことはせめてプールでやるべきできゃっ」
その口が強制的に塞がれた。
峻護がかけた、お返しの一撃によって。
きょとんとする真由。
峻護が、うつむけていた顔をゆっくり上げる―にやり、と唇の端を吊り上げながら。
「…あは」
ほころんでゆく。それを見た真由の口もとも。
それが、史上まれに見る激戦の幕開けであった。



いまどき、絵に描いたようなシチュエーション。
ベッタベタな展開。
ありえないけど、世界中のどこかではおそらく無きにしもあらずだろう。
こんな経験、一度でも味わったら一生忘れんぞ。



ストーリーの方は、
麗華と峻護の関係が判明。
過去に約束を交わした少女が麗華だが、峻護自身は記憶が吹っ飛んでいる。
徐々に記憶を取り戻していく峻護だが、真由への想いにも動かされる。

うらやましい限りですが、今後どうなるんでしょ。

まだまだ、謎はいっぱいです。


では、また次巻の感想で。


★☆カムカムおすすめセリフ☆★
  
  麗華が素直なとき
 「星が、きっときれいだと思うの。ここは空気が澄んでいるから。星座だっていつもと違う形で見えるわ。もちろん、高山地帯だったら空気も薄くてもっとよかったでしょうけど、海の星には海の星のよさがちゃんとあるはずなの」
 ⇒ツンデレ麗華と素直な麗華。
  このギャップは素晴らしいぃ。
  いいねっ!






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コラム

昭和の鉄道模型をつくる|買っちゃいました!

昭和の鉄道模型をつくる


鉄道模型は、小学校のときにお年玉で買って以来、
やりたいけど、レイアウト組むのは難しそうということで、倦厭してきました。

ですが、、
この度、講談社からいい感じの本が出ましたね!!

全50巻で、小さなレイアウト(本格的)をつくるというもの。

早速、定期購読を申し込みましたね。

一巻ずつ買っても良かったんですが、忘れそうで^^

鉄道模型に興味のある方はおすすめです!!


 ⇒詳細はコチラ






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